19・07・16


「うわ〜すっごくきれい!眺めているだけでも楽しいけど、あっちでサーフィンもできそう……って」
「うふふ、ちょうどいい『いわ』がありました〜……♪ ぷか、ぷか……♪」
「え〜ちょっと奏汰くん、肩まですっぽりじゃん……流されないでよね?
 何かあったら助けに行かなくちゃいけないの俺なんだからさ〜?」
「むっ、貴様の手を借りずとも部長殿の身の安全は我が……おお?
 部長殿の周りになにやら色鮮やかな魚群が!」
「颯馬くんも身を乗り出しすぎない〜! 目が離せないなあ、もう……」