きりきりと、痛む。
(やりすぎたか…?)
散らばる死骸の中、左胸の下辺りを押さえる。
そこでは轟々と、『心臓』が唸っていて。
(不気味な光に、)
生命力を、吸い取られていく。
治癒術が飛ぶ。
(気遣ってもらえるのは嬉しいけど)
どうにもならない。
(治らない持病に耐えるより)
何も気にせずに、
( 。)
-----------------------
秘奥義発動後の隙に。
戻る